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有田焼400年事業イベント、今回は東京ミッドタウンにて。
最初からお目当ての人、たまたま通りかかった人、家族連れもいて賑やかでした。焼きもの好きな方多いですね~。じわじわきてます!嬉しいことです!(^^)!
横からも自由に出入りできるのですが、こちらの正面から入ると目の前にどーんと、初期伊万里の大鉢。続いて通路を挟んだ中央スペースに、古伊万里の展示がずらり(販売もあり)。日本では有田の地で始まった磁器生産、現代につながる歴史が感じられます。
一点一点すごいものばかりで楽しませていただきました(^^)
窯元ごとのブースはそれぞれとても個性豊かでこれも面白いです。
現地から来て出品している窯元の作り手さんも、お客さんとの会話や反応からアイディアが生まれるということで、刺激になる良い機会のようです。昨年は無かった商品もあったり!
日々新しいものをつくりだしていますね。
そして会場の作品が並ぶテーブルの土台にも注目!
それは磁器の量産にはなくてはならない石膏の型を再現したものでした。石膏型が積み上げられたその様子、産地の窯元では日常の見慣れた風景。真っ白な壁のようで会場全体がブルー&ホワイト(英語では磁器の魅力を白い素地に青色の染付が美しく映えるという象徴的な意味で定着)、明るく現代的な印象だったのはこのような装飾の効果もあったのですね。
実物の石膏型
積み重なっている石膏型
ろくろ成形、絵付けなどの実演・体験コーナーもあり。
濃みを含んだ筆によってスルスル~っと滑るように正確に狂いなく描かれていきます。
さすがですね!熟練の伝統工芸士さんの技!
小さなお子様も興味深いのでしょうね。 腕に触れてしまい、筆先が乱れたりしないかというくらい間近で見入っていましたよ(*^_^*)
実は先日、初めて絵付け教室で体験し、絵付けの難しさを実感したばかりでした。
有田焼しん窯青花40周年記念、現在開催中のしん窯青花・青花匠展にて。
アートコンプレックスナチュア(千代田区六番町)、10月23日まで。
日本絵本賞大賞受賞のあきびんご先生の「ネコの絵皿」もいっぱい!
絵付けの先生は伝統工芸士、橋口博之氏。 手順や注意点などの説明の後スタート。
自由に、描きたいように。商品を参考に、技も教えていただけます。
呉須(顔料)は、濃・薄の2種類。
鉛筆で下描き後、筆で描いていくのですが、うつわの曲面は特に、思うように描けません(-_-;) 。線の太さを一定に保つのも難しい!絵の構図も用意はしていたものの、描き終え眺めている時点ですでにいろいろ学んだ事あり(*_*;
これも体験してみないとわからないことでした。
無心になって自分が描いた、自分だけのカレー皿&サラダ皿 ♡ 学生の頃の美術の授業のような感覚で、有意義で楽しい時間でした。
重ね塗りしすぎたかも?(3回位までにしないと失敗するそう)、描いたままに出来上がるということですが・・・?どんな姿で戻ってくるでしょう(*^-^*)
最後の仕上がりの恐怖(笑)も含め、3週間後のの焼きあがりがとても楽しみです。
今回の「アリタノカタチ」では、その絵付けの指導をされた橋口氏と、輪島塗の桐本泰一氏(輪島キリモト)のコラボ商品も!!
有田焼(佐賀県)と輪島塗(石川県)の持ち味を生かし融合してできた、ナイフ・フォークも使える漆のうつわ。有田の磁器に輪島地の粉と漆を幾重にも塗り、つくられているということです。
画期的です!他の分野の伝統工芸士との産地間コラボ作品、他にもありましたよ。
日本の伝統工芸の力と繋がり、凄い!
奥が深いですね(*^-^*)